第4回木匠館制作会議

日時:6月26日(日)
場所:木匠館にて現地調査を兼ねて制作会議を実施

参加者
工大(久下、池住、盆出)
摂南(金原、伊藤、蓼川)
計6人
順不同・敬称略

議事
・花壇のベンチ
・玄関の靴箱とテントの足の収納
・階段
・今後の予定

1.花壇のベンチ

・ティッピーを含めたクロージングのレイアウトから考える。

・ティッピーや簡易ベンチなどは人数分あるわけではないので、除草を考えたうえでそこにベンチなど座れるものがあればその場所がよりよくなる。

・ベンチのみとしてではなく材を置いたりとブルーシートを干したりなどその他の用途に変換できるようなデザインの提案をした。

・第1回教員レビューでも言われた通り、他の先生方は雑草をすべて取ることに消極的であるが辰巳さんを含め村の方々は除草するのが大変で近々コンクリートを敷き詰める予定であった。村の方々の意見を取り入れ、コンクリートや除草剤を使わない方法(例えば石灰やミントをまいたりなど)で除草していく。

・第2回教員レビューでは材を
 ・ランダムに配置
 ・材の小口の向きを揃えて配置
の2案について意見を頂いた。

・後者の向きを揃える案を進めることに決定した。
これについて縁石からどのくらい材を出すのか、緑を残すデザインを考慮すると同じように材を並べるにも角度をつけたらどうかなどの意見を出し合ったが模型上で判断するのが困難であると判断し、6月26日木匠館に調査に行き実際に材を並べて検討した。

・結果
 ・角度をつけず垂直に並べる方がたくさんの人が座れて効率的である
 ・デザインがすっきりしているなどの点で優れている
と判断し、こちらの案で進めていくことに決定。今後、並べ方を検討。

2.玄関の靴箱とテントの足の収納

置かれている冷蔵庫・テントの足・剥製などについて

・冷蔵庫はホテル杉の湯の改修時(昨年の冬)にいらなくなり余ったものを木匠用にと運ばれてきたもの。昨年のサマースクール時にはなく、自然体験をするという木匠としての根本的な活動概念により寺地先生、山根先生と協議の結果、不要と判断。

・テントは毎年サマースクール時に村の方が設営してくださる。毎年持ってきてくださるテントをこれからは木匠館に置いておきたいとのこと

・サマースクール中は作業後、玄関に工具を広げメンテナンスするために利用するために棚などの制作物をおくのでなく「場」としておいておく。

・剥製などは捨てても良いとのこと

以上のことをふまえサマースクール中に一斉掃除を実施する

・靴箱の配置

すのこを置く、靴箱の配置を変えるなどレイアウトを考え過ごしやすくより良い空間とするために案を出した。

・テントの足を収納できる制作物を提案。
 ・ベンチの中に収納
 ・パーテーションで区切って見えないようにして立てかける
 ・靴箱と一体利用できる収納

第2回教員レビューで、木匠館内の倉庫で収納できる場所が他にもっとあるのでは?と提案をいただいた。木匠館内で収納場所が見つかれば靴箱の制作のみとなるため、こちらも26日現地調査したところ、テントの足16本他、その他構成部材をすべてを倉庫に入れるのは難しいことが分かったので、テントの足を収納できる機能的な制作物をつくることで進める。今後、上記3案を現実的に検討し決定する。

3.階段について

・ギシギシと音がならないように既存の蹴込み部分に材を入れ込み改修を実施する

第2回教員レビューでは裏からの作業はできないのか?とのご指摘を受け、持ち帰って検討したが、やはり私たちが裏から作業するのは難しく、出来ても下の方の2、3段にとどまり上の方を施工するのは実現不可能と判断した。

4.今後の予定

6月27日19時〜大阪工業大学

31日19時〜大阪工業大学

7月1日19時〜大阪工業大学


記:大阪工業大学 黒木紋