第11回木匠ベルト制作会議
日時:2011/06/25(土) 13:00〜17:00
場所:奈良女子大学
参加者
県大(浅野、高橋勇、高橋朋、馬淵、中川)
奈女(三田、長瀬、長嶋、島崎、笠原)
計10人
順不同・敬称略
議題
・デッキ材だけを取り外しできるシステムについて各大学で話し合ってきたことの発表
・発表した中で現実的にできそうなものをスタディ
・今後の日程決め
・その他
1.デッキ材だけを取り外しできるシステムについて各大学で話し合ってきたことの発表
・県大案
一 土台とデッキを間接的につなぐ添え木を1つのユニットに対し4本、横につける。
二 金具をつける。
三 土台に2本の添え木を足す。
四 穴の拡張 ビスからコーチボルト
五 デッキ材を横つなぎにする。
六 形はそのままで防腐剤の考慮
・奈女案
七 デッキ材を横止めしてユニットの端と端もしくは全体の端と端にだけ土台とつなぐ。
八 デッキ材の下の材だけ組んで取り替えられるようにする。
九 土台の材をずらして穴のないところを使う。
2.発表した中で現実的にできそうなものをスタディ
・二は予算的に厳しい。
・六はどんな形にするにしても考えることなので今の選択肢には必要ない。
・五や七はこれをすれば少しは良くなるのかなと言うぐらいではっきりとした解決策にはならない。
・四のような解決策では自分たちの学べることが少ないのではないか。
以上より一、三、八、九のスタディをして現実的にできそうなのか、またその形にすることによって出てくる問題点を考える。
・一案
・現実的にできそうではあるが、斜め加工をする必要があり、難しい。
・けがく量は現場合わせ。
・添え木は土台に横からボルトでとめる。
・デッキ材は添え木と土台の両方にのるようにしなければならない。添え木と土台の材の太さは少し変わる。
・添え木を土台材より内側にして見た目は変わらないようにできないか。
・三案
・添え木と土台材をボルトで横止めする。
添え木を交換する際にもう一度同じ穴にボルトが打てるのかプレ木のときに確認。
・添え木は端を加工する。
・工程的には添え木はデッキ材を一度おいてどこにビスを打つ場所がボルトの位置とかぶらないように慎重に。
・デッキ下の材を反転することによってビス止めによって穴のあいた材でも再利用できる可能性あり。
・デッキ下の材を添え木部分に用いる。
添え木は特別な加工がしてあるので使い回しができないので使えない
・最低、デッキ材と添え木の2本を取り換え。
最高、デッキ材と添え木を含む4本の材の交換をすることになる。
・八案
・組むのは学生では技術的にも、工程的にも難しいのではないか。
・横滑りする恐れがあるのでデッキ の下の材を片方、ボルトで固定する必要あり。
・九案
・デッキ下の材を外側と内側で分けて止めることで2回のデッキの張り替えができる。
・デッキの波の角度が変わる。
3.今後の日程
6/28 制作会議 場所:県大 時間:19:00〜
7/2 プレ木、村プレゼン
7/3 林業体験
7/9,10 キャンプ場で活動
(泊りの可能性あり)
4.その他
・2,3代目のどの材を何本変えるのか。
・プレ木中のスケジュールは全体スケジュールがでてから決める。
記:滋賀県立大学 馬淵好司